【トヨタ】クラウン
クラウン/まるで新車時の様にリフレッシュ!色あせたボディーを塗装修理
今回の修理事例は、クラウンボンネットフェンダー色あせ修理となります。
今回の修理事例は、クラウンボンネットフェンダー色あせ修理となります。
修理をさせていただくクラウンの状態となります。
ボンネットと左フェンダー上部が色があせてしまい、白くなっていることお分かりいただけると思います。
黒色などの濃色は、太陽光を吸収することで知られていますが、塗料へのダメージも大きく特に上面(ボンネットやルーフ)はダイレクトに照らされてしまう為、劣化が早く進行してしまいます。
今回はその色あせたボンネット、左フェンダーを修理して新車時のように蘇らせます。
それでは修理工程をご覧ください。
まずは、車体からボンネットを外し塗料を削っていきます。
車の塗料は何層にもなっていて一番上の層(クリヤー)からダメージ受け劣化していきます。白く色あせて見える原因は、そのクリヤー層となりますので、塗料を削る専用工具ダブルアクションに研磨紙をつけクリヤーを削り取ります。
場合によってはその下の層(上塗り)まで劣化が進行していれば上塗り層も削り取る流れで順を追って進めていきます。
劣化した塗料を削り終えましたら、下地処理剤サフェーサーを塗布いたします。
サフェーサーを吹かずに上塗り塗装をすると塗料を削ったエッジなどが、吸い込んでしまい塗装後しばらく経つと修理した箇所が浮き彫りになってしまいます。そこで下地処理剤サフェーサーを間に入れてあげる事により、保護され後から不具合が出ることを防いでくれる必須アイテムとなります。
サフェーサー工程が終わりましたら上塗り塗装に入ります。
上塗り塗装は修理工程の中でも、より精密さが求められます。均一に塗料を吹きかける事ができないとムラに見えたり、体やエアーホースなどがパネルに触れてしまうと始めからやり直しなってしまいます。細心の注意を払って熟練した職人が丁寧に塗装いたします。
こちらは左フェンダーを塗装終えた画像となります。
ボンネットと同じ段取りで下地を削り、サフェーサーを塗布し、上塗り塗装をいたします。
フェンダーはボディーについていますので、塗装をしない周りに養生をし塗料が飛ばないようにいたします。
塗装が終わりましたら、外して作業したボンネットをボディーに戻し磨き作業に入ります。
磨きで一番難しいとされる色は黒色になります。
理由はキズが目立ってしまうため、細かい磨きキズでも「オーロラマーク」といわれるミヤミヤした跡ができてしまいます。それをなくすためには時間をかけて入念作業し、キズを消しつつ塗装肌も新車時の様合わせ出来上がりましたら修理完成となります。
終わった後の画像を見ていただくと蛍光灯や背景が映り込み鏡のようにピカピカになっていることがお分かりいただけると思います。
ボンネット、フェンダー色あせ修理のご紹介をいたしました。
ぶつけたわけではないのに、劣化でこのように白く色あせてしまうのは非常に残念ですが、新車同様綺麗にリフレッシュした愛車を今まで以上に、愛情を持ってお乗り頂けるかと思います。
ご用命誠にありがとうございました。
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