修理事例

修理をさせていただく日産ラシーンの損傷状態となります。

左フェンダー角の部分が縦に大きく凹んでいることが確認できます。
ラシーンは昨今キャンプブームの火付けとなったゆるキャン△でも登場した車種になり4WDでクラシカルなデザインが絶版から２０年以上たった今でも人気の一台となっていますね。
今回は修理費用が抑える事ができるリサイクルパーツを使用し修理していきます。

それでは修理工程をご覧ください。

こちらはリサイクルパーツを仮合わせしたところになります。

はじめに調整する事により塗装後の取り付けがスムーズになり正確な調整が可能になります。終わりましたらフェンダーを外し、塗装前下地処理を行います。

塗装準備が整いましたら、調色をし色を作ります。

ボディー色が異なるフェンダーですが、たとえ同色パーツだとしても相違は必ずありますので佐藤自動車ではコンピューター測色機を使用し、お車一台一台に合った塗料を作り塗装いたします。

交換するフェンダーと色の差をわからなくする為、ぼかし塗装をいたします。

隣接する部分はしっかり色を染め、真ん中へいくにつれ徐々に色を薄くしグラデーションのようぼかしていきます。

塗装が終わりましたらフェンダーをボディーに組付け磨き作業を行います。

塗膜の肌面を整えていき、均一にしていくことで、だれが見ても修理した事がわからないような仕上がりになります。
終わりましたら、外したパーツを取り付け作動チェックをし修理完成となります。

ラシーンの修理事例をお伝えいたしました。

程度の良いリサイクルパーツがありましたらお得に修理することができます。
きれいに直ったラシーンをこれからも大事にお乗りいただけると嬉しく思います。

ご用命誠にありがとうございました。