【ホンダ】フリード
ホンダ フリードの側面に大ダメージ!ロッカーパネルも交換せず価値を守った修理事例
ディーラーなら交換対応になる損傷も、佐藤自動車では板金で対応。修復歴をつけず、美しさと車両価値を両立した修理の全工程を公開します。
ディーラーなら交換対応になる損傷も、佐藤自動車では板金で対応。修復歴をつけず、美しさと車両価値を両立した修理の全工程を公開します。
今回ご紹介するのは、ホンダ フリードの左側面に発生した大きな損傷の修理事例です。
画像をご覧いただくと分かるように、フロントドア下部には広範囲にわたる凹みと擦り傷が確認できます。ドアパネルは鋭く変形し、下端には塗装の剥がれも生じている状態です。
また、リア側の外板(スライドドア前部)にも強い衝撃が加わっており、パネル全体が波打つように変形しています。
このような損傷は、見た目の問題だけでなく、防水性やドア開閉の精度にも悪影響を及ぼす可能性があるため、しっかりとした修理が必要となります。
損傷の大きかったロッカーパネル(サイドステップ部)については、ディーラーであれば交換対応となるケースが多い部分です。
しかしロッカーパネルは、ボディ構造と一体になっているため、交換すると切断・溶接を伴い、事故車扱い(修復歴あり)となってしまうのが現実です。
弊社では、お客様のお車の価値を守るために、交換ではなく板金修理での復元を最優先としています。
今回の修理では、先に新品のフロントドアパネルを仮組みし、そのパネルラインに合わせてロッカーパネルの形状を正確に引き出し・調整。
画像のように、専用治具とスポットワッシャーを用いて、鋼板を均等に引き出す精密な作業を行っています。
このような高度な板金修理により、見た目も構造強度も損なうことなく、元の状態に限りなく近づけることが可能です。
板金作業を終えた後は、表面の滑らかさと耐久性を確保するために、**下地処理(サーフェイサー処理)**を行います。
今回の施工では、紫外線硬化型の高性能サーフェイサーを使用。これは通常のサフェーサーと違い、短時間で完全硬化し、後からのヒビ割れや痩せなどの不具合を徹底的に防止できます。
この段階できちんとした処理をしておくことで、
✅ 塗装の仕上がりが美しくなる
✅ 時間が経っても不具合が起きない
✅ 塗装剥がれ・浮きが起きにくい
というように、お車を長く美しく保つための土台作りが可能になります。
佐藤自動車では、こうした見えない工程にも一切の妥協をせず施工しており、その結果として**全ての修理に“永久保証”**をお付けすることができています。
こちらは、新品のフロントドアとリアスライドドアの塗装が完了した状態です。
お車は経年により、**新車時とは微妙に色が変化している(いわゆる色あせ)**ため、純正カラーそのままでは色が合いません。
そのため弊社では、スタンドックス社製塗料とコンピューターによる調色システムを用いて、車両ごとの実際の色に合わせて塗料を調合しています。
これにより、隣接パネルと見た目がまったく違和感のない完璧な色合わせが可能となります。
また、塗装は完全密閉型の最高級塗装ブース内で施工。
ブース内は外部のゴミ・ホコリ・湿気を遮断し、理想的な塗装環境を常に維持しています。
塗料の質・環境・技術すべてにこだわることで、メーカー純正以上の美しい仕上がりを目指しています。
こちらは、ロッカーパネル(サイドステップ部分)の塗装が完了した状態です。
複雑な面構成と艶の再現が求められるこの部位に対しても、塗装肌・艶感・色味すべてを丁寧に調整しています。
損傷の大きさから通常であれば交換となるロッカーパネルも、板金で精密に復元し、塗装で仕上げることで、まるで新品のような状態に再生されました。
このように、佐藤自動車では交換を極力避け、「修復歴をつけない」「価値を守る」修理方針のもと、一つ一つの作業にこだわりを持って施工しています。
このたびは、ホンダ フリードの修理を佐藤自動車にお任せいただき、誠にありがとうございました。
見た目の仕上がりだけでなく、将来の査定や安全性に配慮した修理方針で、お客様の大切なお車の価値をしっかりとお守りいたしました。
今後も事故修理や保険対応などでお困りのことがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
保険修理をご利用いただいた場合、最大10万円のプレゼントをお渡ししております。
詳しい内容や条件については、以下のページをご覧ください:
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